■ ATD認定コンサルティング・スキル・コース:去る3月にJMA(一般社団法人日本能率協会)で、ATD認定プログラムの1つである「コンサルティング・スキル」コースが開催されました20人を超える方にご参加をいただき、活発なラーニング・アクティビティが行われました。参加者の3分の2は、事業会社の人事の方。単純なサービス提供者としての人事から、データ分析に基づく適切なソリューションを提案できるビジネス・パートナーとしてコンサルティング・スキルを持った人事のプロフェッショナルとなる必要があると言われて久しいですが、HRテクノロジーが急激に進化している今、それは、必須のスキルとなって来ています。研修の提供やリクルーティング・サービス、労務管理、評価制度の円滑な活用といった運用面だけでは、HRの機能として不十分なことが指摘されつつあります。従業員のエンゲージメントを高め、有能なタレントに必要なエンプロイ・エクスピリエンスを推進し、雇用者としてのブランドを高めることを目指す企業も増えています。どのようなデータが必要か、どのように収集するのか、そのデータから見えることは何か、 ビジネスのニーズを明確にし、コンサルタントとして、客観的に課題を提言し、時には耳の痛いことも経営者に提示し、望む方向へ組織変革推進を支援できるかが今後の人事部門の価値となり、アドミニ人事はもういらなくなるとさえ言われています。今年度も2回開催予定。
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